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たべる たべる いのちを たべる わたなべちみえ
¥1,650
わたなべちみえさんの絵本です。ぼく(小出朝生)が編集しました。 愛知県の渥美半島の先端で、「どろんこ村」という農業・農家体験を実施している施設を運営しているのが、小笠原弘さんと渡辺千美江(わたなべちみえ)さんご夫妻です。 どろんこ村のホームページは https://www.doronkomura.com/ わたなべちみえさんは、「どろんこ村」を運営する中で、食べることの意味をずっと問い続けてきました。そして、気づいたことを、農家体験に参加する子どもたちへ伝えてきました。 この絵本は、そんな「食べること」の意味を、多くの子どもたちに伝えるために出版しました。 絵もすごくかわいいので、なんどでも繰り返し、眺めたくなる。そんな内容になっていると思います。 写真のオリジナルしおりをプレゼントします。 2022/8/25発行 B5判 28ページ 著者 わたなべちみえ 編集 小出朝生 出版社 : ブイツーソリューション
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名古屋絵付け物語 陶磁器産業の勃興から衰退まで
¥2,200
ぼく(小出朝生)が、4年ほど前に執筆・編集した本です。 かつて名古屋市内で陶磁器製の食器に絵付けが施されて、たくさん海外に輸出していたことを知っている人は少ないと思います。 でも、昭和八~九年頃には日本の全輸出陶磁器の八〇%を名古屋で生産するようになり、開港以来、名古屋港から輸出される品目の輸出額一位は陶磁器で、昭和四十年代、自動車にトップの座を明け渡すまでほぼ一位を維持していました。 今は名古屋といえば自動車産業になっていますが、自動車の前は、繊維と陶磁器が名古屋という街の発展を支えていたんです。 そんな忘れ去れた名古屋の陶磁器絵付け産業の歴史をまとめた本です。 たぶん、読んでいただけるとわかると思いますが、名古屋在住の方でも知らないことばかりだと思います。 読んでもらえるとうれしいです。 写真のオリジナルしおりをプレゼントします。 2020/6/15発行 編集 小出朝生 発行 財団法人名古屋陶磁器会館 販売 風媒社 A5判 275ページ
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手の仕事の旅 名古屋 誰かが、どこかで、なにかをつくっている
¥1,650
ぼく(小出朝生)が編集発行していた季刊雑誌「手の仕事」で取材した、名古屋周辺でものをつくっている人たちから数人を選んで、新たにもう一度お話を聞きに行ってまとめた本です。 写真は、友人のカメラマンの筒井誠己さんが撮っています。発行は2,015年だから、もう9年前になるんですね。内容は次のような感じです。 日本一の親子でつくる綿ふとん・丹羽ふとん店 頑固なチームがつくる夢の帽子・森安 年間限定六百本こだわりのランドセル・ナガエ 五十代目の木地師がつくるお盆・大蔵製盆 頭にぴったり合うかつらをつくる・京屋かつら 海の近くのハサミメーカー・忠圀鋏製作所 心を込めて鋼を打つ・兼由丸農具製作所 日本で唯一 ゼンマイ式置時計メーカー・ナルセ時計 チェンバロに恋して・クラヴサン工房アダチ 魔法の杖を追い求める・杉藤楽弓社 これまでも、これからも バイオリンをつくり続ける・鈴木バイオリン製造 手で曲げ、手で編む・大原製作所 明治十三年創業、今も新しい七宝に挑む・安藤七宝店 古い機械と家族でつくる溜醤油・帝国醸造 堀川の近くで檜の神棚をつくる・横井神具店 このうち、京屋かつらの京谷武弘さんはお亡くなりになってしまいした。今は息子の祐輝さんが後を継いでいます。ナルセ時計の成瀬さんは、今はもう時計はつくっておらず、老人介護事業 株式会社ちくたく亭のオーナーになっています。いろいろ変化はありますが、みなさん、今も、どこかでなにかをつくっています。 「仕事は人のためにするもの」。そんな大切なことを教えてくれた方たちの話をまとめた本をです。読んでもらえると、うれしいです。 写真のオリジナルしおりをプレゼントします。 A5判、155ページ 2015/2/18発行 編集・発行:手の仕事社 販売 : 風媒社